2024.4.12|テーマをVer4.1.5.5にアップデートしました
各種設定

ページ表示の高速化設定

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サイト全体の高速化設定

サイト全体の共通設定については管理画面左メニューのCocoon設定 > 高速化にて設定することができます。

こちらの高速化設定について詳しくはCocoonの公式マニュアルをご覧ください。

特に理由がない限り、Cocoonのマニュアルに記載の通り、ブラウザのキャッシュや縮小化に関する項目は全てチェックを入れておけば良いと思います。

ページ単位での高速化設定

ページ単位での高速化については以下のページで紹介している「キャッシュページ生成機能」を使うことで表示速度を改善することができます。

設定方法

各ページごとの設定はカスタムフィールド > 高速化設定の項目を「キャッシュモード」または「マルチモード」にチェックを入れてページを保存するだけで簡単に設定することができます。

表示モードの違いについて

ノーマルモード

これまで通り通常のページを表示します。

キャッシュモード

現在のページとは別に静的なキャッシュページを生成し、元のページを表示した際にキャッシュしたページを読み込みます。キャッシュページを読み込む際にサーバーでの処理を通すため、キャッシュページを直接表示するよりもページの表示速度は若干落ちますが、元のページURLをそのまま使えるので、

  • すでに現在のページを広告出稿用のURLとして使用している
  • サイト内の別のページで内部リンクとしてそのURLを使用している

..など「リンク先のURLを変更せずに高速化したい」といった場合はこのモードを選択すると良いでしょう。

マルチモード

キャッシュモードと同様にキャッシュページを生成しますが、キャッシュしたページを表示せずにそれぞれ別のページとして扱うことができます。このモードではキャッシュモードとは違ってキャッシュページURLを直接使用することでより高速にページを表示することができますので、

  • 新たに広告出稿用のURLとして登録する時
  • リンク先を設定し直してでもページを高速化したい時

は、このモードで発行したキャッシュページURLを直接使うと良いでしょう。

Cocoon設定の高速化でCSSやJavaScriptを縮小化している場合の注意点

前述のCocoon設定 > 高速化にてCSSやJavaScriptを縮小化している場合、CSSやJavaScriptに関するコードが全てインラインで出力された状態でキャッシュページが生成されるため、ウラオモテや親テーマのCocoonのバージョンをアップデートしてもキャッシュページには反映されませんので、その点だけご注意ください。

逆の言い方をすると「キャッシュした時点のページを維持できる」ので、ウラオモテやCocoonのスタイル変更を反映させたくない場合はメリットと言えるかもしれません。

なお、本テーマのVer4.1.5から「キャッシュページの一括更新」の機能を追加していますので、ウラオモテやCocoonをアップデートした際に表示がおかしくなったと感じた場合はこの機能をお使いください。

ページスコアについて

本テーマのキャッシュ機能はあくまでも体感重視でPageSpeed Insightsでハイスコアが取れるようなものではありませんので、その点だけご理解頂けると助かります。

Cocoonの公式マニュアルにも明記されてますが、外部のタグ(GoogleアナリティクスやGoogle広告タグなど)を設置した時点でスコアはガタ落ちしますし、スコアが高いからと言って表示速度が速いというものでもありませんので、広告運用メインで本テーマを使う場合はあまりスコアのことは気にされなくても良いかと思います。